2020.12.05
可愛らしさや親しみやすさの象徴『カツラ』の木。癒やしの空間を表現するのにうってつけのシンボルツリーとして人気です。
植物の名前・通称
カツラ(桂)
植物の科・属名
カツラ科・カツラ属
カツラと相性の良い外構環境や外構スタイル
引き締まったイメージよりも親しみやすいイメージを重視するような外構
カジュアル、ファミリー、フレンドリーなタイプの外構スタイル
柔らかい印象で堅苦しい印象を中和させたい場面
植栽をあまり多用せずに優しさを表現したい場面
カツラの外構における活用方法
カツラは主にシンボルツリーとして活用します。
整った樹形とハート型の葉っぱが魅力とされる樹種であり、他の植栽で埋もれさせると魅力が発揮できない場合があります。
なので他の植栽を控えめにシンボルツリーとして採用し、全体に柔らかい印象を届けるというパターンでの採用が多いです。
親しみやすさ・柔らかさ・優しさといったイメージを表現するのに最適な樹種とも言われており、カジュアルな外構やフレンドリーな外構において本領が発揮されます。
また、モダン外構がやや堅苦しい印象になってしまった場合にデザインの印象を調整するため採用することがあります。
樹形が広がっていくために広々とした空間の物足りなさをカバーすることもでき、一本だけで大きな活躍を期待できます。
芝生とも相性が良く、下部に花などを植えてあげると華やかな雰囲気がより強調されます。
扱い方は多彩ですが、芝生との組み合わせが人気な印象です。
カツラの外構における特徴
カツラは親しみやすさやカジュアルな印象を付与できる植栽です。
モダン外構が普及している現代においては外構の雰囲気が堅くなってしまうことがあり、こういったシンボルツリーで中和させる場合があります。
和風や洋風といった条件を気にせず使用できるのも魅力で、癒やしの空間をつくりたい場合には大活躍が期待できます。
剪定の必要性も少なく、特別環境への適応能力が低いというわけでもないため、多くの外構で採用されています。
ただし、フォーマルなモダン外構ではやや浮いてしまう可能性があるので注意。
庭の主役として人気で、テラスの脇に添えることも多くあります。
秋には紅葉を見せるのも人気のポイントで、季節感を表現することも可能な万能樹種です。
植栽タイプ
落葉高木
一般的な樹高
25~30m
カツラの花期
4-5月 10-11月
花の色
赤色
備考
手を加えずとも樹形が美しいため剪定は枯れ枝の除去程度で良い。