2022.03.30
【徹底比較】ウッドデッキとタイルテラス
こんにちは、岐阜の外構設計デザイン事務所のノエルです。
今日は、お客様からもよくご質問いただくウッドデッキとタイルテラスは何を基準に選べば良いのかということを様々な観点から比較しています。
正直どちらにも良い面がたくさんあるので比較して結論の出るものではないですが、やはりどうやって決めていくかの部分で参考になればなと思います!
POINT.1 見た目
これは好みになりますが、一番大きなポイントだと思います。
ナチュラルなウッドデッキか、かっこいいタイルか。
もちろんタイルでナチュラルに持っていくこともできますし、ウッドデッキでモダン・スタイリッシュ系にも。
お庭をどんな雰囲気にしたいか、お庭で何をしたいか、イメージしてみていただければと思います。
POINT.2 高さ
タイルテラスは通常は水切り下に設置
※グレーチングを設置すればサッシまで上げることは可能ですが、費用が十万~数十万アップします。
ウッドデッキはサッシギリギリまで上げることができるので、
段差なく外に出ることが可能。
高さが同じだと中から見たときに広がりを感じられますし、出る時も楽です。
ウッドデッキの場合はフローリングと色を合わせてリビングとつながっているように見せるのがおすすめです。
▼ウッドデッキ ▼タイルデッキ
POINT.3 金額
形状や素材によって変わりますので、一概には言いにくいところになります。
ウッドデッキ+下にコンクリートを敷くと、安価めのタイルテラスよりは少し高くなる場合がある、といったイメージです。
基本的にはプランに合わせて見積してみるのが一番です。
ウッドデッキでも、人口木と天然木とありますが、一般的な商品であればそう大きくは変わりません。(弊社の場合)
人口木でも、リアルなものになると高くなります。
タイルも商品によって㎡単価が5,000円以下のものから数万円するものもありますので、
選ぶものによって大きく変わります。
POINT.4 メンテナンス性
とにかく劣化を感じたくない、という方はタイルですね。
ウッドデッキも含め、日々のメンテナンスはそう必要ないのですが、
何年もしたら、多少の色褪せや反りは出る可能性があります。
その経年変化も楽しめるという方はぜひ天然木をおすすめしたいところです。
今は木目タイルもあり、種類も増えているので、
両方のいいとこどりしたいという方は木目タイルもおすすめ。
忘れがちなポイント
通路も大事。敷地奥に設置したい場合、
両サイドの通路が狭すぎて材料の搬入ができない、なんてこともあります。
今のトレンドは?
最近はウッドデッキよりメンテナンス性を考えてタイルテラスの需要が増えてきている気がします。
素材は300角タイルより大判タイル(300×600、600角など)が人気。
色も複数使うよりは、1色でシンプルなご提案が多いです。
あとは蹴込みを凹ませて間接照明を仕込んでほしいというのも多いですね。
とってもおしゃれで高級感のあるお庭になります。
新商品
リクシルさんのタイルデッキというものもあります。
ウッドデッキのような施工方法で表面仕上げがタイルのものになります。
▼LIXIL タイルデッキ
樹脂デッキもリアルなもや高機能なもの、変わった色合いのものもあったり、
2階バルコニーに敷き詰めるデッキ材もあります。
▼タカショー エバーエコウッドリアル
昔と比べるととても多様になってきているので、迷われるだろうなと思います。
ノエル的には?
代表三輪のおすすめは天然木ですが、これは完全に好みです。
ご予算に余裕があれば、出てすぐはウッドデッキで、一段下がってタイルテラスの組み合わせなども
使い勝手もよくおすすめです!
▼動画で見たい方はこちら
【徹底比較!】ウッドデッキとタイルテラス、結局どっちがいいの?色んな観点で比較しちゃいます!
ノエル 岐阜