2021.12.28
【デザインまとめ】シンプルなエクステリアデザインのポイント
おはようございます、岐阜の外構設計デザイン事務所ノエルです。
今回はシンプルなエクステリアデザインについて。
基本的には建物との相性とご要望を検討しながらデザインしていきますが、
ポイントは極限まで装飾は減らしながらも、素材やサブアイテムにこだわること。
ちょっと寂しいかなと思うくらいでちょうどいいと思っています。
照明や植栽もうまく取り入れることも大事です。
そんなシンプルなエクステリア事例を3つご紹介させていただきます。
EX.1 割栗石を活用した浮遊感ある個性派アプローチ・デザイン
直線的なラインによって構成されている建物に合わせ、
エクステリアは余計なものを排除し、水平ラインを強調する直線的なデザインをご提案。
これは白い塗り壁と床面はほぼコンクリートで構成し、素材としては特にシンプルにまとめておりますが、
アプローチステップは浮遊感のある形状にしたり、普通の小さな砂利でなくゴロゴロとした割栗石を大胆に使用することで
直線的なアプローチと自然石の不規則なゴツゴツ感がマッチし、斬新なデザインになりました。
ただ石が配置されているだけでありながら、自然感あふれるナチュラル・モダンを演出できるのは割栗石ならではの特徴と言えます。
EX2. 素材感で魅せるシンプルナチュラルな新築外構
玄関アプローチからタイルテラスまで全て木目調のタイルで統一。
浮遊感のあるステップはそれだけで存在感がありますね。
門柱とその横の低い壁の塗料は色味を変え、単調にならないように変化をつけつつ、
個性的な貼り方をしたウッドフェンスがサブながら存在感のあるデザインに。
その手前にシンボルツリーのコハウチワカエデが入ります。
タイルの素材感や塗料の変化など、素材感で印象付けた外構デザインです。
EX3. 杉板門柱デザインの新築外構デザイン
杉板模様の門柱デザインがポイントとなったお家。
今流行りのガルバリウム外壁と無機質なコンクリートは相性の良い素材です。
そこに杉板模様の有機的な要素が追加され、とてもお洒落な雰囲気に。
さらに大人気のLIXILカーポートSCが追加されます。変則的な土地に合わせ斜めカットも。
曲線の目地がさりげなくアクセントとなり、まとまったデザインとなりました。
ノエル 岐阜