2021.10.20
【エクステリアを考える第一歩】オープン外構とクローズ外構
おはようございます。岐阜の外構設計デザイン事務所ノエルです。
本日はオープン外構とクローズ外構について。
①オープン外構
道路から敷地への境界にフェンスや門扉など設置しない開放的なスタイル。
<メリット>
コストを下げることができる
開放感がある
駐車しやすい
<デメリット>
勝手に敷地に入られる可能性がある
プライバシーが守れない
※防犯面に関して
防犯面が心配?という方も多いですが、
隠れるところのないオープン外構は意外と防犯性が高いといわれています。
これに関しては賛否両論ありますね。
こちらは典型的なオープン外構です。
玄関前の門柱で、玄関を開けたときに丸見えにならない配置。
開放感がありながら、アプローチステップやカーポート等
メインになるところは上質なものを。
こちらもオープン外構ですが、
左右に高い壁や目隠しフェンスを設置することで囲われた印象になります。
②クローズ外構
門扉やフェンス・ブロック塀などで内と外をくっきりと分けて、視界を遮断するスタイル。
費用はもちろん上がりますが、やっぱり高級感があります。
車好きの方や、お庭で視線を気にせずに楽しみたい方におすすめ。
<メリット>
プライバシーが確保される。
高級感がある。
子供や犬を放すことが可能。
<デメリット>
コストが高くなる。
<注意点>
プランニング次第で圧迫感が出たり、不審者のターゲットになりやすくなることも。
視線の抜けをうまく取り入れることが必要です。
こちらはクローズ外構ですが、門扉やオーバードアは完全目隠しタイプではないので、視線が抜ける設計に。
③セミクローズ(セミオープン)外構
セミクローズ外構はオープンとクローズの中間のスタイル。
厳密な定義はないのですが、庭部分を囲って駐車場のみオープンにするパターンが多いです。
門扉を付けることもあります。
メリット・デメリットもオープン外構とクローズ外構の中間。
必要なところにコストをかけられるので、よくご要望いただくスタイルです。
こちらは門柱は背の高くして庭部分をしっかりと隠しながら、
手前側は駐車場になっております。
重厚で高級感のある印象です。
お庭のプライバシーは守りながら、駐車スペースは停めやすく開放的に。
こちらもセミクローズですが、門柱の高さはそこまで高くないのと、
白を基調にまとめているので、開放感を残したデザイン。
ぜひ参考にしてみてください。
ノエル岐阜