2020.08.24
家にかけるお金の10%以上を外構に回すべき理由。自宅を最も美しく見せるための黄金比とは
岐阜にて外構のデザインと新築工事・リフォーム工事などを手がけている外構事務所ノエル岐阜店です。
建築の業界では「家にばかりお金をかけず、外構にもそれなりのお金をかけるべき」というのが一般的な説となっています。
実際のところ、建物に3000万かけて外構に100万かけた家よりも、建物に2500万かけて外構に500万をかけた家のほうがはるかに見栄えに優れていることが多いです。
人間がいくら肉体的な美しさを手にしても、身につけるものが『ボロキレ』であっては総合的な美しさはあまり高くないでしょう。
一方で服装のみにお金をかけても、美しさが頭打ちになるのも事実。
重要なのはバランスであり、それは人も外構も同じだということです。
建物と外構は9:1~8:2がベスト?現実的な黄金比
上の例えでは家2500万、外構500万としましたがこれは例え話であって、現実的な比率ではありません。
実際の外構においては『建物費用の1割から2割まで』を外構予算として用意する場合が多いです。
もちろん外構や庭の規模にもよりますので一概には言えませんが、一般的なご家庭では10%~20%が相場となっています。
これ以上安く済ませようとするとどうしてもクオリティが下がってしまう面があり、美観や機能面を目的として外構づくりを考えているのであれば本末転倒かもしれません。
また「とにかく他とは違うような素晴らしい外構を!」とエクステリアに力を注ぎたい場合はこれよりも費用が上がることもありえますので、場合によって検討が必要となるでしょう。