2020.08.28
狭い土地であっても外構は美しくなる!コンパクトガーデンでエクステリア全体を飾るコツ
岐阜にて外構設計を行っているノエル岐阜店です。
「個性的で美しい外構をつくりたい」と思っても土地が足りずに頭を抱えているというご相談があり、コンパクトな外構の作り方を記事にしようと思いました。
日本は全体的に土地の値段が高く、立派な家であっても庭や外構のための空間が狭いことは多々あります。
ですが土地の広さと外構の美しさは必ずしもイコールではありません。
ノエル岐阜ではこれまで多くの外構をデザインしてきましたが、特別広くはない外構でも個性とお客様の要望を混ぜ合わせて設計してきました。
今回はそれらの施工例を紹介して、コンパクトガーデンの活用方法を実例で示したいと思います。
直線ラインの美しさで描くコンパクト外構の施工例
こちらは直線ラインを活用してつくった外構施工例。
大型のカーポートを別の駐車エリアに設置した以外はシンプルなつくりとなっていますが、決してみすぼらしい印象は与えません。
計算されたシンボルツリーの配置と、各アクセントアイテムの設置、そして外構の顔となる門柱の上品さが全体をうまくまとめあげています。
実際には奥に人工芝によるエントランスを設計したほどに空間的余裕がある現場ですが、たとえもっと空間的に狭かったとしても入口をうまく飾ればスペースの広狭は全く気にならない好例です。
壁に沿ったスリム花壇とワンポイント植栽でナチュラルコンパクトガーデン
スペースが少ないからといって植栽を減らしすぎると物足りない印象となってしまいがちです。
こちらの外構では壁沿いのスリムな花壇を設計し、奥の部分はベンチとして活用できるようアレンジしました。
フェンス側にはシンボルツリーを設置することでフェンスのプライバシー確保効果を強化しています。
灰色のウッドデッキは主張が強すぎず、存在感を強調しないためにスペースを圧迫した印象を与えません。
人工芝で植栽の数を抑えたままナチュラルな印象をアピールしており、また花壇はダウンライトでライトアップが可能。
全体として数を抑えてワンポイントなデザインですが、かといって地味な外構にはならないよう意識して設計されたデザインです。
カーポートと上質な門柱で十分な高級感を演出した外構
空間として広い外構ではありませんが、無駄な物を排除しつつ外構の顔となる門柱周辺を計画的に装飾することで、印象に残るような高級感を演出しています。
カーポートは大型にすることで複数の車や自転車を収納できるほか、足の幅が広くなるため狭さを目立たなくしています。
こだわりの門柱をライトアップによって目立たせることで、空間の狭さという点には意識いかないようになっており、実際に目にして土地の不足を感じることはありません。
親しみとモダンを掛け合わせた花壇で飾る外構
こちらも花壇を活用したコンパクト外構の施工例です。
土地が限られている場合は植栽を無くすべきだと考える方もいるかもしれません。
が、実際に植栽をなくすとかなり見た目的に寂しい印象を与えることになってしまいます。
そこで見た目的な賑やかさと外構全体の華やかさを向上させるべく、こういったスリムタイプの花壇を壁沿いに設置するとコンパクトな空間でもうまく活用しやすいです。
この外構では裏側にウッドデッキとシンボルツリーの設置も行っており、限られた空間を活用して通行の邪魔にならず、見た目的にも綺麗な外構となっています。
まとめ
いかがでしょうか。
この他にもノエル岐阜店では岐阜市など多くのお客様の外構を施工しています。
興味がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。