2020.09.03
カーポートの種類はどれがオススメ?様々な観点から見るカーポートの選び方
岐阜外構の設計施工を専門としているノエル岐阜店です。
車利用者の多い岐阜ではカーポートの施工依頼も多くありますが、カーポートの種類の違いまで把握している方は少ない印象です。
なので本日はカーポートの種類をざっくりと簡単に説明していき、それぞれのタイプの違いや特徴について解説していきたいと思います。
標準型2台用カーポート
こちらは最も一般的なカーポートのタイプです。
四つの支柱に平坦な屋根がついたシンプルな形状で、下には車が二台収納できます。
車を一台しか所有していない方でも二台用のカーポートにすることで収納できる空間が広がり、駐車の負担軽減や、重い荷物や車椅子を扱う場合の利便性向上、サイクルポートとしての活用など、様々な効果が期待できます。
二台用だと支柱の数が増えることもあり、どうしても大型になるのがやや難点。
そのため設置にはそれなりのスペースが必要です。
シンプルな計上ゆえに頑丈で安定性が高いのも特徴で、ポピュラーなカーポートのタイプと言えます。
M合掌タイプカーポート
こちらは二つのカーポートをM字型に組み合わせることで大型のカーポートにするM合掌タイプのカーポート。
異なるカーポートを組み合わせるために通常のカーポートよりも柔軟にサイズ調整が可能で、標準型だと空間にフィットしない場合などに採用候補となります。
基本的には標準型とほぼ同じ。
連結部分がありますが、それによってトラブルが起こることも極めて少なく、標準型がスペース的な理由で使用できない場合にこちらを設置する場合が多くあります。
外構の場合、特定の箇所にカーポートを設置したくてもサイズが合わないということが多々あり、その場合にこういったカーポートの選択で対処を図ります。
Y合掌タイプカーポート
機能性に特化したM合掌タイプと異なり、デザイン性と機能性の両立を目指すカーポートタイプ。
真ん中の支柱から外側へと広がるように二つのカーポートを設置し、独特なデザインを生み出す形式です。
モダンスタイルの建物や外構と相性が良いですが、他のタイプだとやや浮いてしまうこともあるのでそのあたりはデザイナーにおまかせしましょう。
特殊な構造の外構でも使用可能で、サイズに合わせて柔軟な対応ができるのは合掌タイプならでは。
M字より汎用性は低いですが、個性のある外構づくりや、四つ脚にする余裕がない空間などでも活用可能です。
また、直線ラインが美しい外構で斜めのラインを取り入れる場合にも採用可能ですね。
あまり大型にならない点と二つのカーポートを設置・連結しているだけという点から、災害や地震に特別弱いということはありません。
が、地盤の歪みには注意を払う必要があります。
横柱・後柱タイプカーポート
こちらは通常の四つ脚カーポートと異なり、側面や背面に柱が添えられているタイプです。
標準型との大きな違いとして、スペースの節約があります。
余計な柱がないのでその分省スペースである上に、設置する場所も隅であることが多いので柱が邪魔になることはまずありません。
そのため、「駐車スペースが縦に細いけど二台停めたい」といった外構では横柱型のカーポートを手前と奥に一つずつ配置し、縦長の二台用カーポートを設置する例があります。
デザイン的にもかなりすっきりとした印象になるため、シンプルさが売りのシンプルモダン外構との相性が抜群。
見た目がスタイリッシュでカッコいいタイプが多いため、古典的・伝統的な外構デザインでも浮いた印象を与えにくいです。
まとめ
いかがでしょうか。
岐阜は車を利用される方の多い地域ですのでカーポートの施工依頼は多く寄せられてきます。
カーポートの種類を知っておかなければならないということはありませんが、知っておけばご自身の外構にあったカーポートのイメージが思いつくかもしれません。
もしカーポートの設置や施工について興味をお持ちいただけたら、ぜひノエル岐阜店にご相談ください。