高低差のある空間における外構の考え方。段差を緩和するためのスロープや階段の設置など |ブログ|株式会社ノエル 高低差のある空間における外構の考え方。段差を緩和するためのスロープや階段の設置など |ブログ|株式会社ノエル

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高低差のある空間における外構の考え方。段差を緩和するためのスロープや階段の設置など

ノエル岐阜ではこれまで数多くのお宅にて外構・エクステリアを設計してきましたが、中には高低差といった環境的問題を抱えているお宅でのご依頼もありました。
高低差のある外構は無計画にデザインするのが難しい現場の一つと言えます。

というのも、スムーズな移動を可能にするためのスロープor階段の設置、圧迫感のないデザイン、全体的な統一感、塀の与える印象などを通常よりも強く意識して設計しなければ、不便な外構や見た目の悪い外構になりやすいためです。
今回はそんな『高低差のある外構』をいかにして素晴らしい外構へと仕上げていくか少し記事にしていきたいと思います。

1.高低差がある場合はスロープや階段が重要になる

入り口から建物にかけて、あるいは入り口自体に高低差がある場合は階段やスロープの設置が重要となります。
安全性のために手すりの設置も併せて推奨しており、高齢者や障害を抱えた方に向けたバリアフリー対応の外構へと近づけています。

建物へとたどり着くまでに存在する高低差は負担に繋がるだけでなく、事故の発生率を上昇させます。
なので可能な限り階段やスロープで補完していくことで、高低差を原因とする事故の発生を防ぐことができます。
階段を設置する場合は手すりの存在がより重要となり、また幅や奥行きも安全性を高める上で重要です。

階段とスロープそれぞれの注意点として、階段の場合は段の高さを緩やかにする点と、スロープの場合は勾配を緩やかに抑えるという点があります。
日々利用する上で一段一段が高すぎる階段はかなりの負担になってしまいますし、勾配が激しいスロープも転倒の危険性をもたらします。

スペースに余裕があれば階段とスロープを併設できますが、実際の現場ではどちらか片方に限られる場合が多いです。
基本的には階段のほうが楽な上に省スペースですが、車椅子利用者がいる場合はスロープのほうが安全です。
台車などを活用する場合もスロープにしたほうが楽になります。

2.擁壁による圧迫感を解消する

高低差のある建物は高い擁壁で囲む場合が多く、そのため圧迫感が生じやすい傾向にあります。
特に道沿いから見た場合に強い威圧感が発生するため、対策が必要となる場合があるでしょう。

一般的には圧迫感の対処法として植栽の活用が提案されます。
壁面の上部や下部に植栽を植えることで圧迫感を取り除いていくという方法で、これにより大部分の問題は解消されます。
それでも圧迫感が取り除けない場合は壁面や周辺のデザインに工夫を凝らすこともあります。

単調な擁壁が圧迫感の原因となる場合が多いので、植栽やデザインの工夫によって対応すると良いでしょう。
ライトアップによって上部に視線を誘導するという対策もあります。
壁面自体の存在感をうまくごまかすことができれば圧迫感も感じにくくなりますので、ぜひ対策してみましょう。

3.単調さをいかに防ぐか

高低差のある外構では、長い階段・長いアプローチ・長い擁壁など、単調さを感じさせるオブジェクトが増えやすくなります。
そのため、ワンポイントデザインや植栽を活用して単調さを回避していく必要があります。

単調なデザインはただ退屈なだけではありません。
長い間同じデザインが続くような階段は人の感覚を混乱させやすく、段差の踏み外しや転倒などの危険性を増加させます。
おしゃれな階段はただの趣味というわけではなく、安全性を向上させるという面においても重大な役割を持っているのです。

だからこそ、こういった現場においては『退屈なデザイン』を機能性という面からも排除していく必要があります。
ノエル岐阜では高低差を解消させる様々なプランを提案しつつ、デザインそのものも退屈でないエクステリアを提供していますので、お気軽にご相談ください。